伝説の勇者の伝説9 完全無欠の王様:鏡貴也

三十分で読了。ないよ。中身がないよ。
前半は相変わらずの素人が考えたようなコント、馬鹿馬鹿しすぎて笑える。後半は伏線張りまくり。ストーリーに進展がみられないまま、強烈な引き。上中下巻の上巻だと思えば、プロローグ的な構成も仕方がないのかもしれないけど。ちなみに、下巻にあたる十一巻で、伝勇伝はとりあえず一段落らしい。
ぶっちゃけ、購読が辛くなってきた。だって薄いんだもん。暗い物語を描く能力と伏線を消化する技術はかなり高いはずなので、きっと十一巻は傑作になる。だからそこまでは買う。けど、それ以上は付き合いきれないかな…。