2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

サンタ・クラリス・クライシス:ヤマグチノボル

ドキドキするけど息はできる。息ができれば恋じゃないのさ。 主人公とその取り巻きが最低アホ野郎なせいで、クラリスの健気さや天丸の優しさがひきたつ。智子ちゃんはええ子や。是非うちの娘に。 まあ、最低アホ野郎だった主人公も次第に他人のことを考える…

EME RED 6 BLUE MOTHER VS RED BABY:瀧川武司

相変わらずシュールな話を書く。富士見は長編と短編を無理に書かせる方針だから、短編向きの作家が長編書いたり、その逆があったりして、たまに読むに耐えないような短編もしくは長編があったりするんだけど、その中では瀧川はかなり短編が上手いほうだと思…

情報量

「百聞は一見に如かず」という言葉がある。「百聞」の情報量と「一見」の情報量は等しいということだ。また、「一を聞いて十を知る」という言葉がある。「一聞」の情報だけで「十聞」の情報を推測できるという意味だ。つまり、「一を聞いて十を知る」人が視…

魔法先生ガユす!(この見出しはユーモアです。実在のハーレムラブコメ・ファンタジーラノベ等には、いっさい関係ありません)

主人公の男の子が美少女たちにモテモテは、ハーレムラブコメの基本。主人公=読者の男の子が「自分がモテモテだったらいいな。なるべくとっかえひっかえ」という願望充足型の物語だからだ。 作家の浅井ラボさんのブログなんだけど、上の記述にちょっと驚いた…

いろいろいじってみた

今回はちょっとコンパクトに。三日分しか表示されないという。いや、いっそ一ヶ月分一気に表示させよっかなぁ。ウェブデザイン的にはどっちの方がいいんだろう。 …ちょっとだけ元の形式に戻した。七日分。

空ノ鐘の響く惑星で 9:渡瀬草一郎

各所では三角関係について突っ込まれまくってるので、あえて別の方向から攻めたいと思う。 最高だ、バロッサ、ウィスタルよりずっと良い。ウィスタルなんてフェリオの後見をしてくれるくらいしか価値のない異国人だよ。バロッサさえ居ればアルセイフは・・・…

購入

EME、ノボルの読み切りっぽいの、ゴッドファミリー、くじアン、紅。 うお、ブックカバーがナルニア国物語だぁ。 「野生時代」の「七竈」読んだけど、なんか方向性を掴めなくなった。それでも面白い。七竈がツンデレ風味でモエス。 ついでに有川浩の短編も読んだ…

がるぐる! Dancing Beast Night(上):成田良悟

おもしろい。おもしろいよ成田。ヤバイ奴らが大量登場してヤバイくらい活躍する話は成田良悟の十八番だけれど、そういうのを久々に読んだ気がする。「ヴぁんぷ!」に「針山さん」と、成田の中では異色の、ちょっとダークな作品が続いたからなぁ。なんつーか…

GUNSLINGER GIRL Vol.6:相田裕

戦闘に使う道具、あるいは大切な人の代わりの人形。それが義体ですかね。ジャンとジョゼの兄弟は、いろいろありそうですねぇ。ジャンの背中に哀愁を感じる。おまえまだ若いだろ。 そして新キャラのペトルーシュカ。一期生の義体とは違った大人の魅力。人形の…

週刊少年ジャンプ

ネウロ。ネウロ読んでるとさぁ、少々のネタじゃ応えなくなるんだよな。なあに、かえって免疫がつく。そういえば今月の『新吼えろペン』、たぶん各所で突っ込まれてるだろうけど、あれDCSっしょ。 World 4u。雪女! 雪女! つか、このマンガもけっこう長いよ…

購入

ガガガ。というと多くの人はガオガイガーを思い浮かべるだろう。俺もそっちを思い浮かべる。観たことないけど。もしくはガガガSPを思い浮かべるかもしれない。俺もそっちを思い浮かべるかもしれない。聴いたことないけど。今日買ったガガガは、先日六巻が出…

乃木坂春香の秘密 3:五十嵐雄策

なんかベタベタすぎて、むしろ和む。超王道ストーリーが持つ特有の安定感ってやつ。文章力その他も著しく向上していて、一巻の頃のように『王道』が『ありきたり』に感じることもない。文体が谷川流に近づいてるのも面白い。 今回は、春香の誕生日話がメイン…

BLOOD+

なにこのラブコメww 話は迷走してますが、今回はいい感じでした。展開も急ぎすぎず遅すぎず。 一度は非日常に旅立ったはずなのに、再び日常に戻ってきてしまって、それに慣れすぎると今度は別れが辛くなる。小夜は学園に戻るんでしょうか、それともこのまま…

男脳女脳の(診断サイトにかこつけてるだけで、実際にはそんなに関係のない)話

ビュッフェ あなたのポイントは -15ポイントです。 (男脳度数:57.5%/女脳度数:42.5%) 男というのは「場の空気」によって行動するものだ。集団で行動している際には、ノリと勢いでバカな行動を取ったりする。このあたりが女性から「男はバカだ」といわれる…

座敷童にできるコト 3:七飯宏隆

このシリーズを読むたびに思うんだけど、どうして違うストーリーを無理して一つにしてるんだろうか。座敷童が見える少年が、変態三兄妹に絡まれて地獄学園ライフ。日本の神話を下敷きにした、座敷童のバトルアクション。この二つ、それぞれは非常に出来がい…

GOSICK Ⅴ ベルゼブブの頭蓋;桜庭一樹

桜庭は成長してると思うよ。その成長した文章力を、惜しげもなくヴィクトリカの描写に費やすもんだから、もう何だか大変なのだ。なにもそんなところにつぎこまんでもと思いつつ、GJ!GJ!GJ!と連呼したい気分に駆られるのも事実。そんな第五巻。 一弥が格好…

ファウスト Vol.6 SIDE-A の3/3

ちょっと遅れたけど。 つか、頭が回らないので、装飾には凝らないで手短に。 清涼院流水のヤバ井でSHOW BATTLE 18 ヤバイ。 上遠野浩平のBeyond Grudging Moment 上遠野のパクリに関する考え。 いいぞ ベイべー! まったくのオリジナルは良作だ!! 巧みな模…

ニライカナイをさがして:葉山透

L・O・V・E!にふさわしい、ストレートに恋愛が描かれた話。特殊能力も、超常現象も、ミステリーもない、普通の青春物語。 アイドルだろうが美少女だろうが、金持ちだろうが、結局はどこにでもいるような普通の若者で、そんな素の自分をさらけ出して旅をして…

シナオシ:田代裕彦

「キリサキ」のシリーズ第二弾というわけではないと作者が主張していますが、どうみても続編です。本当に面白うございました。 「キリサキ」に比べ、トランスセクシャル性が低いのがつまらない。男だったときの記憶が残っていないなんて、それじゃ生来の女性…

週刊少年ジャンプ

ネウロ。展開が読めない…。つか、もはや推理マンガの形式すら取ってやがらねぇ。でも、おもしろいんだよなぁ。 デスノ。これで本当に現行犯で逮捕できたら、かなり凄い展開になりそうだが。 みえるひと。あれ、続いちゃってる…。やったぜ。 太臓。今週、銀盤…

第二回グリム童話萌えキャラ選手権

id:giolumさんが素晴らしい考察をなさってます。ええ、俺はもちろんそこまで深くは考えてませんよ! …胸を逸らして言うことでもないな。 個人的な考えですが、『猫耳』ってやつは、「汚れた存在(=獣)」と「綺麗な存在(=少女)」が合成されているという…

さよならトロイメライ 5 ノエル・アンサンブル:壱乗寺かるた

黒い。黒すぎる。泉ちゃんはこれから墨ちゃんに改名すべきですね。白→黒。水→土。自らのボケの説明ほど空しいものはない。 今回もひたすらトーマスのいい人っぷりが強調され、やっちんも都お嬢様も可愛らしく、春太や亮平さんはかっこよく、泉はマインドコン…

ROOM NO.1301#7 シーナはサーカスティック?:新井輝

その一。ホタルは可愛すぎる。 その二。ツバメとのフラグが立ちました。(正確には、前巻で既に立ってる気もしないでもないが) その三。佳奈とのフラグも立ちました。(これが日奈との関係にどう影響していくかですよね。Let's 修羅場! Please 修羅場!) …

第一回グリム童話萌えキャラ選手権

某スレのネタでグリム童話が気になって、とりあえずググってみたら、話そのものが載ってるサイトを発見。久々に読みふけってしまいました。ラプンツェルあたりの有名どころを読んでないくせに(ラプンツェルとプレッツェルの区別が付いてなかった程)、マイ…

カレとカノジョと召喚魔法 5:上月司

うははは。なにこれ。この終わり方はなんですか。 開始からラスト直前までずっと雪子の日常が描かれているその裏で、遊矢はあれだけの周到な計画と入念な準備を行い、そして雪子が気付かぬうちに全てが終わってしまっているという、その物語的な二面性が面白…

購入

座敷童とROOMとシナオシとニライカナイとトロイメライとGOSICK。 ああああああ、お金が消えていく。 電撃hp立ち読んだ。カスチャとレジミルがおもしろかった。ひめひめ素敵。 6冊一気買いに対し、店員は『杜撰なカバー付け』によって反撃してきた。 おまえな…

BLOOD+

小夜ちゃん走る。とことん走る。どこまで走るんだ。なんでわざわざ人気の無い路地裏まで走っていくんだ。走れ、どこまでも走れ、小夜。というお話。 あんなちゃっちぃマスクで正体がバレなかったのは、彼がファントムだからでしょうか。つか、そもそもファン…

絶世少女ディフェンソル:マサト真希

こっちは王道っすね。正統派のボーイ・ミーツ・ガールと燃えるアクション。つーか青春すぎる。見てるこっちが恥ずかしくなるぜ。眼鏡の委員長などという絶滅危惧種も存在するしな。ヤバス。次巻も学校生活が舞台ならいいなぁ。 ちゃんと完結まで続くことと、カ…

ファウストの韓国版が刊行されるそうで

ソースはこのへんとかこのへんとか。めでたい。

富士ミスの新刊はまだ並んでなかった

悲しかった。