2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧
変人ばかりが在籍する学校を舞台に殺人事件を解決してはタイムループ、また解決してはタイムループ、という話。なんともテンポが早い。というか早すぎる。タイムループというと普通は「同じ出来事を繰り返すうちにその内容が少しずつ変わっていく」とかそう…
いま流行りのDQN系やりすぎ主人公、勢いのある文体から繰り出される犯罪スレスレのギャグ、「校長を篭絡する小学生美少女」「ホスト狂いの女教師」「羊羹狂いのアリクイ」などの個性的なキャラを揃え、伏線を巧みに使って壮大なラストを演出してみせる。やっ…
心に傷を負った双子姉妹が変態との交流を通してリハビリする話。おバカな姉とクールな妹。良いコンビだ。 著莪との絡みがエロすぎるなぁ。なんの気恥ずかしさもなく一緒の布団に入って、肌を重ねて、脚を絡ませたりして。彼らにとってはそれが自然になってい…
ラーメン対決する話。沖縄に行く話。“美少女”が引っ越してくる話。すべて実話を元にしたドキュメンタリー。臨場感溢れる内輪ネタをあなたに。な『ばけらの!』第二弾。 イヅナかわいい! けどリアル男友達でハーレム作る杉井って……でもイヅナかわいい! けど…
これ普通に月光が主人公になってるよなぁ。あんまりかっこよくない主人公だけど。ヘタレだけど。大兎の一般人っぽさは逆に好感度アップ。だけどまあ本筋に絡めていない感は否めない。やっぱり弟くんは生きていたということで、「やった! 日向を倒したぜ!」…
とりあえずアニメ化はめでたい。 知弦さんの萌えの破壊力がすさまじくなっていると思う。 「テンション上がってきたー!」と「それは秘密」が超ツボに入った。 真冬ちゃんの告白には驚いたが、それで何も変わらなかったというのにはもっと驚いたぜ。 …相変わ…
シリーズ第二巻。手堅くまとまった良作だなぁ。いかにも富士見らしい雰囲気の作品。 今回はラブが強化されて、全体の半分くらいは、マルクくんとエルミナお嬢様のデート。二人とも初々しい。ていうか、ここまで普通に恋愛するとは思わなかったよ。もうちょっ…
強くて美しいパーフェクトなヒロインが、彼女の溺愛する姪の授業参観に向かうんだけど、その授業参観に行くまでに様々な邪魔が入り続けるという話。最初はホームドラマなのかと思ったけど、なんというか、ちょっと異色のコメディって感じ? 要するにこの作品…
「“文学少女”と恋する牛魔王」。柔道部と文芸部が心葉くんを巡って争う話。心葉くんが可愛い。牛園さんは絵に描いたような脳筋馬鹿だけど、なんかなぁ、こういうキャラは微妙だな。 「“文学少女”の今日のおやつ 『更級日記』」。ウェブ掲載の短編。まあほん…
リアルに“痛い”話が満載な短編集。 「虎、肥ゆる秋」。大河が太る話。作者の実体験が元になってますか? ヒロインが小太るってラブコメにあるまじき展開…。亜美ちゃんかわいい。 「春になったら群馬に行こう!」。雰囲気が富士ミスっぽい。「描きかけのラブ…
やぁ、これは素敵な寝取られだ。前半は自殺した少女の自殺理由を探る話、後半はその少女が生きていた頃の話。主人公は誰だ。どう考えたって由良だ。ヒロインは吉野彼方だ。榎戸川は何をした。片想いの幼馴染を奪われ、吉野彼方の“自殺”に巻き込まれ、由良に…
な、なにぃ、キャラの名前と物語の内容はまったく関係ないだと…! 上杉家に恨みを持つ武田関係者の犯行じゃなかったのか…!? まあそんなことはどうでもいいとして。 電撃文庫史上もっとも恥ずかしい表紙と評判の本作。実際のところは超絶初々しいバカップル…
感覚拡大症の少女をすべてハーレムに組み込むことを考えてるんじゃないかというくらい鮮やかな手際で新キャラ・臭いフェチロリを篭絡した明珠くんが、もちろん吊り上げた魚に餌を与えることは忘れないよと言いたげにツンデレ目隠しっ娘を缶コーヒーやケーキ…
俺たちの御影がついに帰ってきた御影! 作者初のイラスト付き作品ということで作風が変わってしまうんじゃないかと心配したけど御影は御影のままだったよ。SFとしては時間ループ物。27756回の繰り返し。ミステリとしては叙述トリックがメイン。それも普通に…
これは見事な作家魔改造。少女小説チックだった『BITTER×SWEET BLOOD』から一転、お馬鹿主人公とお馬鹿ヒロインによるお馬鹿ラブコメディに。 結構な馬鹿なのに周囲がもっと馬鹿なのでツッコミに回らざるをえない主人公のナギラと、けっこう計算高く馬鹿をや…
第一印象ではあまり期待していなかったんだけど、良い意味で期待を裏切られた。これは面白い。ただ、もうちょっと早く魔法使い設定を明かしてもよかったかなぁと思う。そう隠すような設定でもないし。というか最初のうちは読んでいてどんな話なのか分からな…
いつも上半身に布団を巻きつけて(被っているのではなく文字通り巻きつけて)いる引きこもり電波美少女とドキドキワクワクの同居生活、と見せかけて実は二十三歳年上のちょっと頭のネジが外れた叔母さんとキャッキャウフフの新婚生活な話、だったりするよう…
これにてシリーズ完結。いますぐラノサイ杯に投票できないのが悔しいくらいに素晴らしかった。水面下での駆け引きや腹の探り合いにひたすらページを費やす序盤の緊張感。全面抗争へ雪崩れ込む中盤の爽快感。一転して迎えた危機の中、満を持して登場する魔眼…
死んだ幼馴染の同一存在たちが並行世界から大量にやってきて主人公を巡って殺しあう話。「同じ人間だから全員が主人公に好意を持っててもおかしくないんだぜ」と理屈でハーレム物を肯定するというコンセプトらしい。うん、そういう強引さは好きだ。でも結局…
ぶっちゃけ、ぶど子とメロンの逃避行より、ミサキとカケルちゃんの妙な親密具合の方が気になっちゃったよ。いいよなぁ、この二人。なんというか、彼女にするならメロンやなじみだけど、結婚するならミサキちゃん、みたいな。カケルのおふざけも今回は控えめ…
ライトヤンデレ幼馴染巫女が大活躍の第二巻。剥き出しの、でも控えめの好意がとても良い。隷属キャラというか下僕キャラというか、基本的に押しが弱いんだけど、好意だけは過剰に放出している感じの。あれだなぁ、これみよがしにキンちゃんにベタベタするキ…
うはー、第一巻からしてここまで存在感のない主人公がかつて存在しただろうか。主要キャラと交渉するのは水穂さま、みんなからモテるのも水穂さま、たまにかっこいいことを言ったと思えばそれも水穂さまの発言になっちゃったり。なんてかわいそうなんだ恵ち…
演劇編の下巻。鳥子さんが予想以上に頑張っていて内心拍手喝采だったんだけど、最後の最後でさゆねさんが破壊力特大の一撃を。どちらもやべえ。鳥子さんの告白未遂は、未遂に終わったのがとてもとても残念だけど良かった。惜しむらくは雪国が蜜しか見てない…
変態をかっこよく、真人間をさらにかっこよく、髭のおっさんは可愛いらしく。放火犯の鬼火さんを追い、広大な地下を大冒険、魔法使い側の権力闘争が明かされ、《九位》って年甲斐もなく少女趣味だけどいちど素顔を見てみたいなぁとか思いつつ、犬の活躍に涙…
読了本が溜まりすぎて感想を書く気力がないのでタイトルだけリストアップしとく。 感想はそのうち書くかも。 さよならピアノソナタ4:杉井光 タザリア王国物語5 山獄の獅子王:スズキヒサシ アカイロ/ロマンス2 少女の恋、少女の病:藤原祐 断章のグリムXI …