マリア様がみてる 著:今野緒雪

と言うわけでマリみて。この小説はソフト百合とか言われてるけど、俺としては、別にそんな匂いは感じなかった。姉妹愛という言葉がしっくりくる。
聖様だけはガチだけど。w
少女漫画的な王道イベントを、男女の関係ではなく女女の関係で描いているだけ、みたいな。なんというか、男女だと醜かったり生々しかったりおどろどろしかったり(言い過ぎか)するところが、女女にすることで一種の清涼感を出している。あれですよ。男の裸なんざ気持ち悪くて見れないが、女の裸は美しく感じる、みたいなもんですよ。まあ、読んでいる間は非常に気持ち良かったです。
が、いまいちボリュームがない。あっさり読めるから、読後に物足りなさを感じた。一日4冊読むなんて久しぶりでしたよ。じっくり読むのが俺の流儀なのに。
「チャオ・ソレッラ!」に期待。薄いらしいけど。
以上、最初の書評。っていうか、まさに読書感想でした。