図書館に行ってみた

先日、あれだけの暴言を吐いたにも関わらず、教科書レベルしか純文学を読んでいないのは流石にまずいと思い、とりあえず森鴎外著作集みたいなのを手に取る。有名どころとして「高瀬舟」を選ぶ。意外と短い。あっさり読み終わるが、とくにどうという感想もない。まるで「日本の昔話」って感じ。いや、そのあたりから題材を取っているらしいから当たり前だけど。
鴎外は古すぎたかと反省し、次に三島由紀夫を選ぶ。思想色の強いイメージがある。というわけで「仮面の告白」を読み始めたのはいいが、十ページほどでほぼ全てのやる気が無くなり、二十ページくらいで読むのをやめる。堪え難いほどつまらない(あくまで主観)。
純文学はやはり無理だと判断し、なんとなく、古典ミステリを読もうと思う。が、探してみたものの、めぼしい物が見つからないので、諦めて図書館を出る。
三島の後味が悪すぎたので、口直しを求めて本屋へ向かうことに。しかし新刊が出ているわけでもないので、伝勇伝の残りの巻を全て購入する。これらを読みつつ、MFとかファミ通とかの新刊を待つことにしよう。