寝れねぇ

明朝は早起きなのにな。飛火野耀が気になったので古本屋で探してみよう。暇があったら、だが。いま現在はとことん暇なので、なにか書いてみる。
俺が最初にハマったラノベはなんだろうとか考えてみよう。といっても、「完全にどっぷり浸って作者の信者になってしまった」という作品自体が数えるほどしかない。中でも、「ハルヒ」の谷川、「きみぼく」の西尾、「CALLING YOU」の乙一、が三強。この三つほどハマった作品(作家)はない。
初めて買ったラノベは、たぶんコバルトの「S黄尾」だと思う。けれど、それがラノベであることもコバルトであることも意識していなかった。単に「小説」というカテゴリで読んでいた。あと、十二国記フルメタも早い時期に読んでいたが、やはりラノベという意識はなかった。基本、姉が友達から借りてきたものを読んでいたので、自然と少女系の割合が多かった。ええと、流星香作品、コラリー、スリピッシュ…。ああ、そうだ忘れてた。最初の最初は「お嬢さまとお呼び」シリーズだったな。懐かしい。小学生の頃だったかな。あれはいつのまにか家にあったが、誰が買ったんだろう。そういえば、フルメタを買い始めたきっかけも思い出せないな。えーっと、姉がオーフェンを借りてきて、それがおもしろくて、それで巻末広告でフルメタを見たんだったかな。あの頃は、めちゃくちゃワクワクして読んでたな。刺激に耐性がついてしまうのは、ちょっと寂しい。まぁ、それはともかく。中学の図書室には創竜伝とか銀英伝とかがあったし、高校の図書館にはかなり大量にラノベがあったから、俺は毎日読み漁っていた。が、まだまだラノベやレーベルといった言葉を意識してはいなかった。というか、ジャンルなんて思考の範疇外にあったし、漠然と、少年向けの小説、程度にしか把握していなかったわけだ。で、そういった「作品を取り巻く環境」を知ったのは高三の時で、2chのラ板を見て、かなりのカルチャーショックを受けたことを覚えている。で、その日に本屋に走り、電撃の三冊をピックアップして買い、以降、昼の学食代をちょろまかして(昼食抜きとかしてた)ラノベを大量購入しはじめましたとさ。ちゃんちゃん。
さて、回り道から本筋に戻ると、俺が最初にハマった作品は、やはり乙一のCALLING YOUだと思われる。西尾を買い始めたのはラノベ大量購入開始以降だし、谷川に本格的にヤラれちまったのは「消失」からだから、かなり最近だ。乙一作品は高校の時に読み始めた。CALLING YOUは何回も読んだし、GOTHで黒乙一にも目覚めた。小ハマりならS黄尾が最古だろうが、あれは途中で見限ったし(最近完結したらしい)、本当にハマったのは、やはり乙一が最初だろう。
昔のことを思い出すのは、なかなかいい運動になる。普段は極力過去を思い出さないようにしてるから、脳が硬くなってるんだろう。底のほうからひっくり返す感覚。