夢を見た

西尾維新の架空の新刊を読んでる夢。といっても、ラストだけだったんだけど。
主人公はとある屋敷に居候している。屋敷には、妙齢の女主人とその娘が住んでいて、娘は主人公に惚れている。女主人は娘に甘く、娘に乞われるまま主人公を娘の許婚にする。立場の弱い主人公に拒否権はない。そして、彼女たちは、主人公が立派な男となるよう育成しようと計画する。
これがあらすじ。
で、実際に読んだラスト部分。
女主人と娘が二人だけで話している場面。育成が終了し、主人公は誰が見ても立派な好青年となっている。娘は主人公の容姿をベタ褒めしていて、女主人もそれに同意している。「あの顔が勝負の決め手ね」とか意味不明なことを言っている。ところが、そのときにはすでに、別の場所で主人公は首を切られて死んでいた。犯人はメイドのゲートベル。彼女もまた、主人公を愛していたのです。
…いや、マジで。
なんかねー、「主人公の最大の価値はその容貌だったから、顔だけ切りとっちゃってもOKでしょ」、みたいな、そんなのがテーマの小説だったようです。自分で言うのもなんですが、普通に面白かったです。
ちなみに、「犯人はメイドのゲートベルだった」というのは

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

の主人公・様刻くんがかましたジョークに由来してます。してるはずです。なにしろ夢だから断言できないけど。もしかしたらメイドのゲートベルに植え付けられた幼児期のトラウマがあるのかもしれないけど。あれって元ネタあるのかなぁ。そして「もとねた」を変換して「下ネタ」になる俺の辞書って一体。