銀盤カレイドスコープvol.6 ダブル・プログラム:A long,wrong time ago:海原零

ゴーリラァーッ!!
これはすごい。至藤響子とドミニク・ミラーの半生を描く前半部も良かったけれど、後半の世界選手権は「圧巻」の一言。BIG4にステイシーと至藤を加えた6人のショートとフリーの演技、計12本のプログラムが一挙に描写され、まさに本物の世界選手権を間近で見ているような臨場感。素晴らしい。マジで素晴らしい。書くのが大変だった、なんてレベルじゃないだろう。全てを見事に描き切った作者に拍手。
今回不足気味だったタズサの描写は、次の最終巻のために取っといた感じですか。四巻・五巻・六巻と連続で、タズサからは微妙に重心がズレた話が続いてますが、最終巻こそたっぷりとタズサが描かれていて欲しい。リアとの対決も楽しみですねぇ。つーか最終巻かよ。あー、楽しみだ。