彩雲国物語 はじまりの風は紅く:雪乃紗衣

読み始めには「王様はとぼけた振りをしているけど実は優秀でしたみたいな展開だったら殴る」と思ってたんですが、最終的には予想の遥か斜め上をいかれました。ラスト付近は、もう「なんじゃそりゃ〜」の連続。すげぇ。
でも、ヒロインが嫌味でなくていいね。周囲が完璧超人だらけなのにもめげず(というか気にせず)、健気に頑張ってる姿が良い。あと、爺どもがまるで初孫を喜ぶおじいちゃんみたいで、可愛らしかった。あのラストはいただけないけどさ。
そういうわけで、四巻まで一気に読んでいきますよ。読み終わったら感想を書きますよ。アニメ化の実力、見せてくれ。