ラキア:周防ツカサ

同じ一日が繰り返されるループ世界に紛れ込んだ少年少女たちの話。オムニバス形式で、各話ごとに主役が変わる。元は短編賞出身の人だし、短い中できっちり収めてくれるのが良い。
ただ、ストーリーが大人しすぎる。良くも悪くも、ごく普通の人たちのごく普通の恋愛って感じ。そういう方が好きな人もいるだろうけど。『ユメ視る猫と〜〜』の出来が非常に良かったので、ちょっと期待しすぎた感あり。物足りない。面白いんだけど…っていう。
三尾さんは良かったなぁ。ちょっとズレた感じで、周防ツカサはこういうキャラと素直クール系のキャラが上手い。
でもやっぱり『ユメ視る猫と〜〜』の続き…。


追記
あと、電缶の徒然草で書かれているのは、灯台の光だと思いました。