トキオカシ:萩原麻里

超絶バカップルがタイムスリップする話。主人公が完全記憶能力者だという設定があんまり活かされてないような気もするけど気にしない。転校生と運命の出会いを果たしていろいろあったり、そこからいきなりタイムスリップするのは、行き当たりばったりな展開だなぁと思う。わりと思いつきで書いてるっぽい感じだし。そこらへん女性作家っぽいよなぁ。特に欄月さんのキャラクターがそこはかとなく少女小説の香りを漂わせる。フィーリングだけど。
途中、舞台がいきなり明治に移っちゃうので、妹さんとか智里くんが出てこなくなって、ちょっとつまらない。次はどうなるんだろう。毎回タイムスリップするわけじゃないんだろうし。というか続きが出ることは約束されてるんだな。期待しておこう。