銀月のソルトレージュ ひとつめの虚言:枯野瑛

学園異能かと思ったらちょっと違った。普通にファンタジーしてる。
ヒロインが3人いて、かつての憧れの女性、仲の良い妹分、謎の魔法少女、というふうになっている。そのうちの「憧れの女性」が非常に良い。自分で「極悪な魔女」とか名乗ったり、主人公に「何でも一つだけ願いをかなえてあげる」と言って誘惑(?)したり。子どもの頃の主人公と、その彼女の会話が、なんとも微笑ましい。
ストーリーも3つに分かれていて、本筋と、過去の思い出話と、作中作の御伽噺と、並行して進んでいく感じ。個人的には、上で書いたように、過去パートが好きだった。フィオルさんどうなったのかな。再登場求む。