刀語 第一話 絶刀・鉋:西尾維新

西尾のことだから物凄い奇刀、というか刀じゃねぇだろソレ的な代物を出してくるかと思ったんだけど、案外普通の刀でした。無限刃かよとか思ったのは内緒だ。第一話だからとりあえず軽めのものを、ってことなんだろうか。それともこの路線で続くのか。
とがめは予想通り可愛すぎる。偉そうなドジッ娘の奇策士とはまた凄いところを突いてくる。
「〜〜は、いつの時代でも同じである」みたいな感じの表現を多用しているあたり、「時代小説」を意識してるのかわからんけど、基本的にはナンチャッテ江戸時代な雰囲気。ただ、第一話の舞台は絶海の孤島なので、今後、都市がどう描かれるのかが問題になるか。
でも第二話に手を出せば第三話、第三話に手を出せば第四話…が第十二話まで続くのはきつい。一冊1000円。ひどい。ここで手を引いておこうと思います。
あと、表紙(カバー?)のところに変なシールを貼るのはやめたほうがいいと思います。跡が残るのがムカつきます。