薔薇のマリアVII.SINBREAKER MAXPAIN:十文字青

前半はダウナーモードマリア、後半はアッパーモードマリア、どちらもたっぷり味わえてお得。デレではないがデレに近い。ツン泣き。ツン鬱。みたいな。
今回はトマトクンの人間らしさも。普段は超然としている彼が、カタリの死に自分を責める姿が、マリアとダブる。いい夫婦だよね、マリアとトマト。夫婦じゃないのが惜しい。
アロンズ・ニードルスピアも、ロシュとかいう神様も、超越的な存在として描写されているのに、巨大モンスターなんかと比べてあっさり死にすぎ、というか。なんだろーなー。ラスボスが出てきて中ボスとして倒された感。RPGとして見るとゲームバランスがおかしいんだよね。
まあ、マリアかわいいよマリア、と。
さて、次の巻でアジアンが再登場かな。準主役なのにずっと出てないからなぁ。大暴れを期待。