紅〜醜悪祭〜(下):片山憲太郎

アニメでいうと、今、どのへん?

諸事情によりOVA第四巻の発売は未定です。その代わりと言ってはなんですが宣伝ムービーを公開しました。ってあたりだろ常考
このあまりにあまりな薄さについては、これまでさんざんフルボッコにされているだろうから、とりあえず無理にでも褒めてみようと思う。いや、よく考えるとですね。こんなラノベ史に残るような暴挙、並大抵の人間にできることじゃないですよ。もしかしたら片山憲太郎は、これで作家を廃業するつもりかもしれない。廃業するんでなきゃますますもって勇気のある行動と言えます。まさに脂の乗り切った当代一流のライトノベル作家が、その作家生命を賭けた作品なわけです。このわずか100pの作品に込められた魂の熱量を思えば、たかだか下巻で話が終わってなかったり、残りのページを脚本や用語集で埋めたりするくらい、まったく気にならなくなりますよね。
…なるわけない。
それはともかくルーシーも絶奈たんも最高に萌える。なんで悪宇商会の人たちばかり魅力的なんだろうか。彼女たちがひとでなしだからだろうか。あと、アニメのおかげで紅香や弥生さんのイメージが若干おかしくなっているので修正したいんだけど、二人とも出てきそうで出てこない感じがもどかしい。