2006-08-13から1日間の記事一覧

pulp III:森橋ビンゴ

これにて完結。読み応えのある作品だった。日常に飽いたヒロインが非日常へ旅立ち、そしてまた日常へ戻ってくる過程を丹念に描いていたと思う。 しかし、全体として緊迫感に溢れていたものの、カタルシスを得られなかったという点で、殻を破れなかった感じ。…

紅 〜ギロチン〜:片山憲太郎

切彦ちゃんに気圧されて土下座させられて、紫と喧嘩して無視されて、これほどまでに情けない主人公は久しぶりだった。ジュウ様は身体弱くて精神的には強いけど、真九郎くんは逆ですね。全体的に鬱々とした空気で覆われていて、さらにグロい描写も健在。さす…