さて

きみとぼくの壊れた世界」を読み返していた。してみると、興味深い。ミステリ論議の辺り。パズラーとスリラーがあるらしい。つまり、ミステリはパズル要素とスリル要素の複合体なわけで、パズルが嫌いな奴、つまり俺はスリルに楽しみを見出だすべきなんだよ、たぶん。でも、ミステリにおけるスリルってなにがあるだろう。いつだれが殺されるかわからない恐怖とか犯人の狂気とか? でも、探偵役と語り部は絶対に死なないわけだし、そもそも読者が死に対する恐怖を持ってないとスリルは薄いと思うんだよな。探偵役が死んでしまうミステリ…ありそうだな。
さて、図書館に行ってこようかな。
ああ、でも小学生の頃はホームズが好きだったなぁ。なんでだろう。と、いうようなことを考えていると、「きみぼく」のあとがきがいつも思い浮かぶ。