とある魔術の禁書目録 6:鎌池和馬

いやぁ、おもしろかった。二巻・四巻あたりと比べれば、構成力に格段の差がありますよ。まとまっていて、わかりやすい。中心に据えられた新キャラ二人がきちんと描かれていて素晴らしい。
今回は久々にインデックスが主役。ビリビリも出るし、なんと巫女さんですら(ほんのちょっとだけ、しかしこれまでと比べると格段に)登場していたり。いままでは新キャラが出るたびに、旧キャラ(主にインデックスと姫神)が押し出されて消えてましたが、今回はわりとそういうこともなく。そのあたりにも成長の跡が。鎌池、だんだん成田に似てきた気が。
全体としては、とりあえず話が大きく動いたような。ついに夏休みが終わって授業が始まったり、学園都市のボスの画策していることの一端が明らかにされたり。第二部っていうか、新展開って感じですねぇ。
今回の新キャラは巨乳眼鏡とシェリーさんだったわけですが、俺は断然シェリーさん派。だいたい、巨乳と眼鏡なんてウナギと梅ですよ。外道もいいとこです。一方、シェリーさんは美しいのなんのって。たんなる復讐バカじゃないところがまた、かっけー。再登場するかなぁ。是非とも《上条勢力》に取り込まれて欲しいものですが。