ぴよぴよキングダム 3:木村航

暴走しまくり、転がりまくり、なにがどうなっているのかわからない。でも楽しい。「あかりの世界」はまるで『オズの魔法使い』みたいで、ちょっと懐かしくなってしまった。こういう話って、妙な脳内物質が分泌されてないと書けないだろうなぁ。観念的といえば、こちらの方が観念的。そしてメタ的。現実と非現実の区別が薄れていく感覚とか。あと七ページ半とか。
そして、何だかこれで完結してしまいそうな勢いなんだけど、続刊は出るのかな。あとがきの雰囲気からは、続きがありそうな感じだけど。