銀盤カレイドスコープvol.5 ルーキー・プログラム

読んでる最中、ずっとニヤニヤ。楽しすぎてたまらない。四巻のメインがヨーコだったのでかなり欲求不満だったんですが、今回でタズサ分を存分に補給しました。個人的には、スケートの描写を重視して読んでるわけじゃないので、タズサが本格的な滑りを見せてなくてもOKです。それよりタズサの日常描写が多かったのが嬉しい。
前途有望な若者をとことんぶっ潰す、世界的なロックミュージシャンをあっさり振る、それでいてところどころに可愛げを見せる。まさにタズサ。ニヤニヤ。どうやら三巻の時点よりもピートの存在が大きくなっているようで。ニヤニヤ。いつまでもオスカーごときヘタレをのさばらせてちゃいけないですからね旦那。ニヤニヤ。
ま、あんまり延命処置を施すとそろそろ辛くなってくる頃合でしょうから、次の次の次あたりでどどーんとリアと決着付けて物語にも決着を付けて欲しいですね。そして「ブルー・ハイドレード」の続きをとっとと出版しろと。銀盤よりも楽しみに待ってるのに。でも次の新刊アナウンスは銀盤六巻。ああ。