私立！ 三十三間堂学院 3：佐藤ケイ

どう見ても芦原真奈がメインヒロインです。少なくとも俺はそう信じてます。

というわけで、芦原さんだけでご飯三杯いけそうな一冊。彼女の策士っぷりが遺憾なく発揮されています。登場シーンは少ないものの、一巻二巻と変わらず重要な役どころを担います。むしろ、登場していないときにこそ、「いま芦原さんは何してるんだろう」と気になってしまって、本編そっちのけで芦原さんのことを考えてしまいます。これって恋？
とはいえ、今回は会長も芦原さんも上手く立ち回れなかった印象が。見事にツンデレの一人勝ち…だけど、それでも法行は友達としか思ってないんだろうなぁ。
このアホみたいに完璧超人かつアホみたいに鈍感な主人公で、ストーリーは何らかの進展を見せることができるのか…？

とりあえず芦原さんをメインに据えた話ｷﾎﾞﾝ。