終わる世界、終わらない夏休み〜桜井深優の終末〜:あきさかあさひ

ストーリー的には上巻で大半が終わっていて、この巻でやってるのは最後の仕上げみたいなものなんですが。ループ物ってどうしても文章量がかさむよな…とか思いつつ。
星野がほとんど出てこなかったのが残念。とはいえ、最後の最後でかずくんとフラグ立てたりして、ちゃっかりいいところを持っていきました。横恋慕万歳。既にメインヒロインとくっついてるなかで、真実かもわからない告白をするというシチュエーションが、とてもとても好みです。本当に、物語中盤から終盤にかけての存在感のなさが惜しまれる。星野、いいキャラなのになぁ。
次の作品が楽しみだ。『渚のロブスター少女』みたいな路線もできるのは強みですね。