ときむすび:築地俊彦

最近こんなタイトルの本を読んだような…と思ったけど、それは『トキオカシ』だった。
まあ、なんといってもラストですわね。急転直下すぎて笑った。ラスト直前で「まさかそれはないだろう」と思った展開そのままだった。こういうのかなり好き。
残念なのは修羅場分が不足しているところかな。姉の存在感が薄いし、ナイフっ娘の動機も恋愛絡みではない。あらすじ読んだ時はもっとすごい修羅場を期待したんだけど。
築地はこういう作品ばっかり書いてるのかな。一作だけなら楽しめるけども。