ミミズクと夜の王:紅玉いづき

いかにも電撃の大賞らしい話。ミミズク可愛いよミミズク。シリアス一辺倒ではなく、ライトノベル的なところも残した作品。人間は醜い、とミミズクも夜の王も言うけれど、これの登場人物はみんな醜くないんだよね。いい人ばかり。だから読んでて心が痛くならない、安心して読める作品になっている。甘口カレーみたいな感じ。
寓話風というか絵本風の話で、表紙も絵本風だけど、これのベタベタな萌えイラストバージョンも見たいと思った。だってミミズクが可愛すぎるんだよう。ビシっとヴィジュアルが欲しいです。
さて、次は金賞だ。