SLAM DUNK:井上雄彦

スラムダンク読んだ。最後まで。古本屋で。
長居しちまった。数時間とはいえ。今度あの店で何か買おう。
感想は日記に書こうと思ったけど妙に長くなったので転載。しかし長いだけで空っぽだ。
面白かった。山王戦が特に面白かった。連載が続いていたとして、山王戦を超えられただろうか。しかし山王戦が最終回に相応しいかというと微妙でもある。やはり、ああいう終わり方がベターだったのかもしれん、と思った。未完の美しさ。それとも井上雄彦なら上手く完結してみせたんだろうか。
あと、試合中の入りと抜き*1、というか。試合中にだべってたりギャグ顔入ったりするのは上手いというか面白いというか。真剣勝負なんだけど悲壮感がない。あれでスポ根って感じがしなくなる。
これがジャンプに載っていた、というところに驚きを感じる。アイシルも質では負けてないと思うけど、スラダンには少年誌にあるまじきリアル感*2がある。団体スポーツを題材にして、敵チームに主人公のライバルがいない、というのは最近のジャンプのスポーツ漫画であるだろうか。他誌でもないような気がする。だってそんなの圧倒的に見栄えがしない。
これとおんなじような感じでサッカー漫画描いてくれねぇかなぁ。

*1:入りと抜きってこんな風には使わないか

*2:あくまで「感」