繰り世界のエトランジェ:赤月黎

昨日「明日書く」って宣言したのでいまから急いで書く深夜十一時。
わりと邪気眼設定でドンデン返し多め、適度なエロスを醸し出しつつ寝取られ感を楽しむ作品。たぶん。
ネタバレになるけど、主人公への愛情を存分に語る可愛らしいヒロインが、一度二度と主人公を裏切り、ライバル(?)のおっさんの言いなりになるところに、寝取られ感が付きまとう。この倒錯が、とてもとても良い。主人公を刺し殺すくらいまでいくかと期待したんだけど、最終的には主人公の元に帰ってきてハッピーエンドだった。まあ、愛の力ですから。それはそれで良し。
もう一人のヒロイン、全身武器のカタナさんは、いかにもメインヒロインってな風に登場しておいて、あまりストーリーに関わらずサブの座に落ち着いてしまった。案外、改稿前には存在してなかったりしてな。二巻では活躍&修羅場よろ。
最後のドンデン返しは…まぁいいんじゃないか、っていうか次回予告的なアレなんだろうし。その次回に期待しようかと。
『リンネ』とあわせ、スニーカーの今回の新人は豊作だったということかねぇ。