繰り世界のエトランジェ 第三幕 女神のエディット:赤月黎

爆鬼(ばき)! 滅鬼怒(めきど)! …かっこよすぎるぜ。
基本コンセプトが「燃え」の作者と、「萌え」と「ラブコメ」を重視する編集者から、どういう仕組みでこの異形の物語が生まれてくるんだろう。毎巻毎巻、おまえは読者の予想を裏切らなきゃ気が済まないのかとツッコミを入れたくなるくらい、とにかく衝撃的な展開を入れてくるけど。
とりあえず山田太郎が格好よすぎる。もうデレまくり。そして軽々と倫理とか道徳とかをぶっちぎってくださる女神様は素敵すぎる。主人公を逆レイプとかいったい何ですか最高じゃないっすか。これはもう主人公が母親を孕ませた作品として未来永劫語り継ぐべき。ライトノベル史に刻み込まれるべき。
この世界は、「悪役として登場するが実は良い人」の法則が徹底しているので、とても平和だ。善良な人間しかいない。