C3-シーキューブ-VI:水瀬葉月

スコッティというネーミングセンスには唸らざるを得ない。むしろスコッティから逆算して持ち物がスコップになったりしてないか。
フィアたちに新しい友だちができました&スコッティ先生の楽しい家庭訪問という話。相変わらず「そんなこったろうと思ったよ(泣)」感に溢れている。今回は特に肉体的苦痛より精神的苦痛を重視している感じで。まあ、ドラコニアンズとやらが単なる筋トレマニアの集団で、ビブオーリオさんちほどには凶悪でなかったあたり、まだ救いがあるか。拍明兄さんもそうだったけど、主人公と緩やかに対立しつつ総力戦には応じないスタンスの敵キャラなので、バトルにもまだ平和な空気が残っている気がする。毎回ビブオーリオみたいなのだと心がささくれるので、たまにこういうのを挟んでくれると良いなぁ。
本来の主人公よりも主人公らしいフィア、萌え系四コマ的なゆるギャグ担当の黒絵、少女漫画的恋愛担当のいんちょーさんという役割分担が完成して以降、日常パートが加速度的に楽しくなってきている。扉絵で不自然に白穂の胸を鷲掴んでいる隠れ鬼畜なサヴェレンティも良いし、白穂は言うに及ばず。まったくシーキューブのヒロインたちはみんな萌えるよな。…あれ?