ピクシー・ワークス:南井大介

素晴らしい。『ヒミツのテックガール』がサンデー系ならこちらはマガジン系というめちゃ主観的印象。エリート女子高生4人組による百合ありドッグファイトあり人工知能との交流ありのライトSF系青春小説。あと眼鏡ね、眼鏡。
日常に倦んだ天才たちが集まってなにやら大それた事件を起こすことを企む話、と、夏休みにロケットを作って飛ばすような話(いや戦闘機だが)が上手いことミックスされている感じ。やってることは犯罪行為っつかテロだけど、主役たちがみんないかれてるからか、あまり気にならないな。作品の雰囲気がすごく良いんだよ。続編へと繋がる要素もちゃんと盛り込まれているし、上手いよなぁ。
というわけで期待の新人さん。この人、スーパーダッシュの方でも落選してるっぽいんだよなぁ。そっちでは復活しないのだろうか。