ミスマルカ興国物語VI:林トモアキ

エミット 〜闇に降り立った天才〜。各国への挨拶回りをしていたマヒロ王子がいつのまにやら神殿教団の勢力争いに巻き込まれてギャンブル大会。という話。駆け引き重視の作品なのに意外とこういう正統派のギャンブルはなかったな、そういえば。とても楽しい。マヒロの出生の秘密が明かされ、エミットの正体が明かされ、帝国の動きも合わせて、ストーリー的にも大きく動いている感じ。ここしばらく徐行運転だったけど、そろそろエンジンが温まってきたのかなぁ。再び『マスラヲ』のようなクライマックスが読めるのかどうか。そういや『レイセン』は来月だったっけ。どっちも楽しみだなぁ。