とある飛空士への恋歌3:犬村小六

戦争だー!
コメディパートの無邪気な明るさに対して、後半のこの容赦のなさはすごい。学園ラブコメとか考えてない飛ばしっぷり。ベタベタな展開だけれど学生たちの奮闘には胸を打たれる。特にファウストくんにはもっと悪役として活躍してもらいたかったよ。いずれカルエルの正体がバレたときに大衆を煽動して迫害を行わせる役回りだと思っていたのに…なんかかっこよくなってるし…!
あとカルエルの覚醒。潜在能力を示唆しつつも、ちゃんと目標となる人物を設定しているのが良いな。そうなるまでの成長が描かれていくわけか。ただ、個人的には、そう無理して前作とクロスオーバーする必要もないと思うんだけど、さてどうなるか。