ギャルゲーマスター椎名:周防ツカサ

主人公がギャルゲ部に入ってギャルゲを作るという、最近わりと流行しているオタク系クリエイター物。しかし、ギャルゲーをテーマとし、いかにもハーレムラブコメ的なキャラ配置をしておきながら、主人公が明確なフラグをひとつも立てないというのが面白いが、狙ったものだろうか。ギャルゲーマスターという言葉の響きは面白いが、ただオタクネタを扱う手付きは、俺妹には及ばないのでないか。むしろギャルゲーじゃなくて普通にゲームを作る話のほうを読みたかったな。いやまあそれはそれで各所とネタが被るんだけど