ロウきゅーぶ!5:蒼山サグ

合宿編。バスケ部員たち、特にひなたちゃんが急成長していますよという話。性的な意味でじゃないからな。加えて、例によって幼馴染が昴がロリコンではないかと疑い、また恋する少年・竹中がその誤解に拍車をかける展開。というか、明らかに昴くんと智花が主人公・ヒロインなわけだが、そこの部分が倫理的自制により常に誤魔化されてしまうために、読者としてはもどかしさを感じてしまう。今後、ロウきゅーぶに求められるのは、智花の恋心と、それに対する昴の反応をきちんと書くことではないか。断るにせよ受け入れるにせよ。というか受け入れろよ昴。受け入れさせろ蒼山サグ。それでこそロリラノベ界の頂点を極められるってもんだろ。