ロクメンダイス、:中村九郎

ひゃっほう、あいかわらず意味不明だなぁ! ここまで異次元だと、むしろ気分爽快。文章はわりと平易なのに(巧くはない)、内容がさっぱりわからない。味わえるのは雰囲気だけ。なんだか出来の悪いポエムのようだけど、しっかり小説の形式を取ってる。すごい。誉めてるのか貶してるのか自分でもわからないところがすごい。とりあえず駄作って感じじゃない。小説に上下があるとしたら、横方向へひたすらかっ飛ばしてるような。後姿も霞んで見えなくなってくらいまで遠くに。とりあえず姿が見えるところまで上下の軸に近寄ってくれたら、普通におもしろくなるかもしれない。
個人的には好きなので、生き残ってほしいなぁ。次回作に期待。