携帯電話俺：水市恵

小説感想 
　 |l､{　 　j}　/,,ｨ//｜　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 i|:!ヾ､_ﾉ／ u {:}//ﾍ　　　　　|　あ…ありのまま今読んだ作品について話すぜ！
　 |ﾘ u' }　 ,ﾉ　_,!V,ﾊ |　　 　 ＜　『主人公が携帯電話に変身したと思ったら
　 fト､_{ﾙ{,ィ'ｅﾗ　, ﾀ人.　　　　|　　いつのまにか魔法バトルが始まっていた』
　ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽﾄiゝ　　　|　ラブコメだとかエロゲだとか
　　ヽ iLﾚ 　u' |　| ヾｌﾄﾊ〉. 　　|　そんなチャチなもんじゃあ　断じてねえ
　　 ﾊ !ニ⊇　'／:} 　V:::::ヽ.　│　もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
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前半と後半の落差がすげえ。
あらすじだけ読んで「主人公が元の身体を取り戻すために奮闘する話？」などと考え、初めの方を読んで「本命に振られてもう一人と付き合うようになるのか？」などと予想していた己の浅はかさを痛感した。まあなんというか、とても変な話だった。
で、講評を見てみる。

佳作の『携帯伝話俺』および『Re:ALIVE 〜戦争のシカタ〜』は、それぞれアイディアに光るものがあったが、それらの活かし方に難がある。

http://gagaga-lululu.jp/gagaga/grandprix/01comment.html

『携帯電話俺』は、まさかと思う一発アイデア作品だが、物語のつじつまを合わせようとする後半で失速するのが惜しかった。

http://gagaga-lululu.jp/gagaga/grandprix/01comment.html

後半での変調を面白がって賞を与えたのかと思ったけど、それは「失速」と捉えたのか。