バカとテストと召喚獣:井上堅二

「ちょく読み」で買って読んで、いまケータイから感想を書いてますよ。これで俺もナウでヤングなケータイ族だぜ。ひゃっほう。
以前にも書いたことだけど、ちょく読みは、単に本文を読むだけなら十分なレベルに達していると思う。ただ、ちょく読みだけに頼るのはまだ無理。改善して欲しい点がいくつかあるし、なにより品揃えが薄すぎる。「ちょっと気になってた作品」があれば購入する…という感じかな。
で、「バカテス」の感想。ラノサイ杯で人気があったから気になってたんだけど、実際に読んでみると想像を凌駕するバカっぷりだった。「マスラヲ」や「アキカン」に優るとも劣らないレベルにある、というかその二つと違って「バカテス」はギャグメインなので、笑いの総量では圧倒的に上を行っているだろう。
作品タイトルのとおり、主人公はバカだ。といっても、一本筋の通った熱血バカだ、とかそういうことではない。徹頭徹尾バカ、バカを極めたバカ、真性のバカなのである。初登場から最後のオチまでバカを貫き通している。しかも、それでいてモテるのだ。学年二位の秀才美少女から一途に想われていたりする。なんだこのバカなキャラ設定は。清々しいじゃないか。
召喚獣とか、マスコット的な扱いで登場するのかと思ったけど、ただの飾りだったなぁ。教師によって戦い方が変わったりするあたり、カードゲームっぽいと思った。テスト問題を用意できればインターネット上でも再現できそうだが。
二巻以降も読みたいので、お早めにお願いします>ちょく読みさん。あと「エンジェルハウリング」の三巻以降はどうなってますか。とか、こんなところで書いても意味ないだろうけど。