Another Century’s Episode 3 開始〜12B 真ドラゴン破壊2

だらだらと思いついたことを書いていく。
キャラゲーとして成功しているとは言いがたい。ムービーの入りは唐突で、臨場感がなくなってしまう。キャラの会話シーンも、ストーリーを表現するにはぜんぜん足りないが、鬱陶しさを感じるくらいには長い。これら余計なムービーや、意味のない出撃前後の会話を削れば、もう何体か登場機体を増やせたのではないか、と思ってしまう。
戦闘時の演出が派手になっているのは良いし、コンビネーションアタックのムービーは素晴らしい。が、これでは単なるロボットムービー集。このコンビネーションアタックみたいな操作を、プレイヤーの手で再現できなきゃ意味がない。
ボス戦の直前にムービーが挿入されて、そこで戦闘曲が変わってしまう。ボーカル入りの曲で戦えるというのが売りなのに、肝心のボス戦でそれが聞けないのは、どうしてなんだろう。
キャラゲーを目指すのは構わないが、それでロボゲー部分が削られるのでは虻蜂取らず。いくらACE1の売上げが伸びなかったからって、ここまで露骨に「アクション版スパロボ」を目指すこともないと思うんだけど。
二つの世界を行き来するという大掛かりな設定のおかげで、ルート分岐がわかりやすい。
ACE2では、破壊目標がエリアの中心に固まっていたり、エリアオーバー付近にあったりして、せっかくのマップの広さを生かせないことが多かった。今作のミッションは、点在する施設を破壊するようなものが多く、必然的にマップ全体を走り回ることになり、とても楽しい。ただ、「敵が配置されている感」がいっそう強くなってもいる。このあたりは難しいな。
ニルヴァーシュ最高。カットバックドロップターン最強。
キンゲ最高。オーバーフリーズ最強。
やっぱり、自分の好きな機体を操作できる快感に比べれば、不満なんていくつあったところで吹っ飛びますな。