薔薇のマリア Ver3 君在りし日の夢はつかの間に:十文字青

アジアンがメインの短編集。
アジアンが超美化されてる! “昼飯時”のアジアンってこんななのか。こんな風に思われてるのか。っつかハーレム? なんでマリアの前ではあんなことになってしまうんだ。ギャップが凄すぎる。ナツコ視点とかでアジアンとマリアの絡みを見たかったなぁ。「あのアジアンがあんなこと! あんなのアジアンじゃない!」みたいな。日常メインの短編集とか出ねーかなぁ。
「切情編」。これがあるから純情編が引き立つ。最初はこんなふうに軽く始まって、でもだんだん重みが出てきて、そのうち誰かが脱退するだけで一大事、みたいになっていく。そんなのがおもしろい。
「事情編」。出会いの話。これだけ読むとリーダーはクラニィになるよなぁ。
「有情編」。ツンデレ話。短い。
「恋情編」。楽しさだけで言えばこれがいちばん楽しい。ここでマリアが出てきたらいい修羅場になったろうになぁ。でもいい姉妹愛だった。
「余情編」。うああ。
「純情編」。ダリエロは男ツンデレだよな。つかアジアン人気ありすぎるだろ。みんな騙されてるよ。あいつは男とも女とも知れない生物をねちっこくストーカーする変態だ。