タロットのご主人様。ぷちふらぐめんと。:七飯宏隆

短編集。ようやく籐子さまが表紙に!
第1話「病はおかゆから」。秋人が病気になってみんなで看病する話。強いて言うなら結夏と藤子様がメイン。戦いがないと完全にラブコメと化すなぁ。もうべったべたな感じ。ハーレムを意識してる秋人がなんかハーレム物の主人公っぽくないと思った。
第2話「世界で一番大切なもの」。香澄ちゃんが大切なものを落しちゃった話。というわけで香澄ちゃんがメイン。アメジスティアがスポット参戦。今回唯一の出番でございます。オチのわかりやすさは異常w
第3話「誰も寝てはならぬ」。怪談。あるいは三崎さんのご両親にご挨拶する話。もちろん三崎さんメイン。秋人の頭を撫でる三崎さんが可愛すぎる。あと、秋人が占いをする→ミスる→気が暴走して小さな竜巻発生→スカート全開というのは絶対に入れなきゃいけない要素なのか。
第4話「ミニスカ探偵団、再び」。志津乃さんの様子がおかしいので尾行する話。ここで志津乃さんメインの話をもってくるあたりがさすがすぎる。作者GJ。いずれ志津乃さんの想いが明るみに出て籐子さんと対立するような展開があるといいなぁ。
第5話「沈まない星」。遅々として進まないタロット回収に男装の救世主が!という話。こんなどうでもいい短編でタロットを封じるなんて、もうこの作品が完結できるか否かは真冬の頑張りにかかっているといっても過言じゃないなぁ。ヒロインたちとイチャイチャしてるだけの秋人が情けなさすぎる。