とある魔術の禁書目録SS2:鎌池和馬

これまた、感想を書きにくいというか、なんだか思わせぶりな情報の断片を振りまいただけのような感じ。ひとつひとつの話は、短くてテンポのよい掛け合いが中心で、最近流行りの四コマ風? 全体を通して見ると、「原石」と呼ばれる自然発生的超能力者の争奪戦が浮かび上がってくるんだけど、それさえも思わせぶりな情報の断片だったりする。もどかしい。テーマが「長い月日」というだけあって、この一冊だけで一年が経過しているようだけど、これが本編の時間のどのあたりに対応しているのかが直感的にわからないので、あんまり長い月日という感じがしない。そもそも上条さんが出てきてないですもんよ。最近目立ってないな主人公。あと雲川先輩好きです。大好きです。