幽式:一肇

作品名と作者名あわせて四文字というのはすっきりしてていいなぁ。
というわけでホラーです。ミステリ風やサスペンス風のラノベはわりと多いけどホラー物は珍しいよね*1。いや怖くなかったけどね。特に「赤い部屋」の真相が暴かれる場面なんてもう怖くなさすぎて笑うしかないくらいだったよ。何気なく見ていたものが実は…っていうタイプの怪談は、もうほんと勘弁して欲しいよね。「星を見る少女」みたいなやつ。もちろん怖くないけどね。ぜんぜんこわくないよ。
物語の後半はホラーというか、カルト宗教と呪術を絡めて、死ぬだの好きだのを言ったり言わなかったりする話に。神野江はそのままの意味でゲロ萌えなんだが、単純な萌え度ではやはりクリシュナさんに一歩譲るかな。眼鏡! 眼鏡!

*1:甲田学人の他は御影瑛路来楽零が思い浮かぶくらいか