緋弾のアリアII 燃える銀氷:赤松中学

ライトヤンデレ幼馴染巫女が大活躍の第二巻。剥き出しの、でも控えめの好意がとても良い。隷属キャラというか下僕キャラというか、基本的に押しが弱いんだけど、好意だけは過剰に放出している感じの。あれだなぁ、これみよがしにキンちゃんにベタベタするキャラが欲しいなぁ。それで白雪に嫉妬させてほしい。ツンデレのアリアだけじゃ刺激が足りないよ、と無いものねだり。いや理子たんならやってくれそうだな。なんか仲間になりそうな気配がなくもないし。理子たん萌え。
キンちゃんってば、通常時で並かそれ以上、ヒスればSランク級に、というくらいの力量だったと思うんだけど、今回は通常時で並以下、ヒスれば絶対最強無敵、みたいになってるような気がするよ。つか、ヒスったキンちゃんはフラグを振りまきすぎる。まるでエロゲの主人公、ただし複数ルートを同時並行で攻略中、みたいなっ。アリアなんか免疫が皆無だから、もうすっかり「父親的存在の極悪人に絶対の忠誠を誓う美少女暗殺者」みたいになっちゃって、253ページの挿絵なんか犯罪的な可愛さだよな。
今回も、最後に次巻への引きを作ってるんだな。アニメで言うとCパート的な。あざといけれども良い仕掛け。理子たんの活躍に期待。