カクレヒメ2:佐竹彬

感覚拡大症の少女をすべてハーレムに組み込むことを考えてるんじゃないかというくらい鮮やかな手際で新キャラ・臭いフェチロリを篭絡した明珠くんが、もちろん吊り上げた魚に餌を与えることは忘れないよと言いたげにツンデレ目隠しっ娘を缶コーヒーやケーキで餌付けしたりしつつ、ハイキングへ行く話。一巻のように殺伐とした「事件」が起こらないので、やや安心感が増量。読んでてほのぼのしてしまう作品に仕上がっている。
しかし、新留さんや櫃岡さんともけっこういい感じになったりしてるのに、まったく手を出そうとしないところを見ると、明珠くんは真性のロリコンなんだろうか。新留さんは俺の一番のお気に入りキャラだし、櫃岡さんも明珠くんを抱きしめたりしてくれてるのになぁ、もったいないもったいない。
あと、海老原先生に対するこの仕打ちはあんまりじゃないですか。全員から責められてフルボッコされて心の中を読まれてトドメに「鉄が錆びたような臭い」とか言われて、たぶんあの日、彼の入浴時間は普段より少しだけ長かったと思いますよ。かわいそうすぎる。