薔薇のマリア 11.灰被りのルーシー:十文字青

マリアローズをそのまま小さくしたようなニューカマー、ルーシーを迎えて新章開始。ルーシー視点ではマリアが頼れるお姉さんとして見えていて、実際、へこんでるルーシーを(いままでさんざんへこんできたマリアが)励ましたりするあたり、マリアの成長がよく分かるように描かれてる。ルーシーは『狼と香辛料』におけるコルみたいな役割なのかも。
あと、マリアに片思いなキャラって、レギュラーの中では密かに三人目くらいじゃないか。アジアンと荊王。あ、ベアトリーチェも入れれば四人目か。マリアって、容姿のわりに恋愛範囲が狭いというか、アジアンのキャラが濃すぎて他が目立たないというか。ともあれ、ルーシーの登場でそういう方向も期待できそう。トマトクンとも仲良さげだしねぇ。