カーリー 〜二十一発の祝砲とプリンセスの休日〜:高殿円

第二巻。一巻に増して急展開の連続。濃密な物語を体験できる。どこを食べても美味しい上質のチョコレートのような作品なので、いちいちどこがどうこうという話を書くのはめんどくさいんだけど、とりあえずヴェロニカはいい奴だと思いました。
シャーロットスパイ編を読んでみたいなぁと思うんだけど、これから大学生編がはじまるようなので我慢します。きっとすごく美人になっていることであろう。作中で大きな時間経過があるのっていいよねぇ。上手く書かないとキング・クリムゾンになるけど。