ツァラトゥストラへの階段:土橋真二郎

前作『扉の外』が基本的に閉鎖空間だったので、いくつかの舞台がある今回はちょっと新鮮。それに、まずゲームの全容や世界の謎を解明しなきゃいけなかった前作と比べ、さまざまな説明があるぶんゲーム性重視って感じ。ますます『ライアーゲーム』だなぁ。
メインヒロインは飛鳥なんだろうか。まだぜんぜん出番も少なくて、よくわからない存在になっているけど。前作は巻ごとに主人公が変わったけど、今回はさすがに主人公引継ぎだろうから、二人の関係がどういうふうになっていくのか気になる。L・O・V・E期待。
しかしオリビアはかわいそうだったな。主人公に利用され弄ばれ捨てられて。この主人公はほんと外道だよ。シスコン野郎め。