表紙の人はやっぱりシルヴィアだったようで、今回はイグジットに乗った錬金術師たちの視点中心。とはいえ最終的には各陣営入り乱れての乱闘になっちゃうんだけど、そのあたりになると誰がどこで何してるのか分かんなくなっちゃったな。あと、何人かあんまり目立ってない人がいたりするのも、三冊構成だったのを無理やり二冊構成にしたからみたいだけど。
で、ものすごい勢いで黒幕登場。伏線張りすぎ。バラバラの意思が絡み合うのが売りの『バッカーノ！』で、一致団結して倒すべき最大の敵、みたいなのが出てくるのはどうなのかなぁと思わないでもないけど、それで面白くなるんならいいや。
