2010-08-01から1日間の記事一覧

すてっち!:相内円

日常系の部活物。のなかでも一話を切り詰めて短くした「四コマ小説」スタイル。新人でこれはチャレンジャーだな。あるいはそれくらい四コマ小説が広がってきたということなのか。「手芸部の美少女四人組がまったりした日常を過ごす」というあらすじを聞いて…

IS<インフィニット・ストラトス>5:弓弦イズル

いつもどおりさらりと読めて手軽に萌えられる作品でした。千冬姉さんの出番が少なかったのが悲しい。もっとブラコンシスコンしてほしい。今回は生徒会長登場。一夏よりも立場が上のヒロインとしては、千冬姉さんに次いで二人目だろうか。他のヒロインがけっ…

ハガネノツルギ Close Encounter with the Ragnarek:無嶋樹了

イデア)>! イグジスト・ノイズ)>! ! ! ! ! マルドゥク)>! ある日突然死にかけて、美少女に助けられて、そして平和な世界と決別し、異能の世界へ足を踏み入れる。というわけで由緒正しき異能バトル、正統派の学園異能です。まあ、それ以下ではない…

いばらの呪い師 病葉兄妹 対 怪人三日月卿:大谷久

ブラコンシスコンの呪い師兄妹が怪盗と対決する話。あらすじだけ見ると「探偵小説」的な大正浪漫エッセンスを漂わせているが、実際に読んでみると西尾維新・奈須きのこ系の中二病要素のほうが強いように感じる。こるりちゃんのキャラがいまいち分からなかっ…

はるかかなたの年代記 双貌のスヴァローグ:白川敏行

それぞれが最強クラスの能力を持ち、それぞれに深い事情を抱えた3人組が主人公の魔法学校物。ただ、俺TUEEEよりも彼らの友情に主眼を置いているので、嫌味くさくもなくさらりと読める。とても雰囲気が良い。 それにしてもユウくんにはがっかりだぜ。女顔で、…

星刻の竜騎士:瑞智士記

瑞智士記が萌え異能ファンタジーに転向したと聞いて多くの百合オタが涙を流したという作品。おそらく久住四季がSFに転向したのと同じくらいの衝撃度だっただろう。この二人、名前似てるよね。でも普通に面白かったよ。ストーリーは電撃文庫の『偽りのドラグ…

神明解ろーどぐらす 無印/2:比嘉智康

あっれー!? 『神明解ろーどぐらす』1巻の感想がないーっ!? いや読んだはずなんだけどブログどころかTwitterのほうにも読了報告が書いてない。何故だ。検索に引っかかってないだけか? 俺はいつ読んだんだ!? ……まあそれはともかく。 下校に命をかける主…

不堕落なルイシュ:森田季節

変な妹と変な母親と変な姉に振り回されるマニュアル人間の話。無駄に壮大な設定がちりばめられており、作品のタイプとしては『原点回帰ウォーカーズ』に近い。まあ、これが最初に書いた作品だということは、こういう話のほうが本来の作風なんだろうなと思う…

ともだち同盟:森田季節

森田季節が初のハードカバーを出したということで購入。同じハードカバーなら天地明察買ったほうが面白いに決まっているのだが、なんだろう、一種の作家買い。 男一人、女二人の「ともだち同盟」の、その名称とは裏腹な、冷え切った人間関係を描く。死んだは…

機動戦士ガンダムUC3 赤い彗星:福井晴敏

えーと、どんな話だっけ。連邦の兄ちゃんがオードリーをナンパしてるところしか思い出せねー。ああ、そうだ。オードリーがバナージに駆け落ちを持ちかけて、それを聞いたミコットが嫉妬に狂うという、ニヤニヤするような展開があったな。修羅場修羅場。まあ…

狼と香辛料XIV:支倉凍砂

クライマックスに向けて最後の転換点ということになるんだろうか。ホロと別れて利益を取るか、愛を選んでホロと行くか。本来ならさっと済ませられる話のはずが、ホロとロレンスの性格が超々々面倒くさいせいで、実に遠回りに、長々しく、わかりにくくなって…

零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係/戯言遣いとの関係:西尾維新

いーちゃんの出番少ねー。 なんか普通に、出夢くんと人識くんってカップルだったんだなー、と。ひとりだけ弱さを抱えつつも、恋人と友達とパーティを組んで、直木三銃士…いま気付いたがこれ直木三十五のもじりなのか…という強敵に立ち向かう、バトル漫画では…