2007-12-25から1日間の記事一覧

終了

よーしぜんぶ書き終わったぞー。 書き忘れなどはないよな、たぶん。 いやぁ、クリスマスに何してんだろうな俺は。 そんじゃ、メリークリスマス。

人類は衰退しました2:田中ロミオ

1巻は「妖精さんの話」だったのが、2巻は「妖精さんに振り回される『私』の話」になってるなぁ。ちょっと雰囲気が変わって、SF要素が増してる。時間のループ物とか好きな人にはたまらなさそうな感じ。 「じゃくにくきょうしょく」のほうは、かなり怖いよなぁ…

リバース・ブラッド:一柳凪

ライトなジョジョって感じ。なんかこう、「いわゆるラノベ」みたいなのを目指して個性を殺してるような印象が。まあ印象ですけど。やっぱり百合ですよ。百合が必要なんですよ。「触った相手を性転換させる蝕能」とかを出して、男主人公を女にしてしまえば、…

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3 死の礎は生:入間人間

にもうと萌えす。やっぱり「まーちゃんの目を盗んで命がけの浮気をする話」になっている気がする。 今回は本格的に、物語の舞台が学校になっていて、新キャラがぞくぞくと登場している。特に柚々さんなんかはこれからもレギュラーとして登場しそうで。たのし…

黄昏色の詠使いII 奏でる少女の道行きは/III アマデウスの詩、謳え敗者の王:細音啓

二冊まとめて、いまさら読んでいる。 すっさまじく富士見ファンタジーの王道をいくなぁ。最強キャラがたっぷり登場して、中でも主人公が究極的な力を持ってて、さまざまな思惑に巻き込まれていく、というような。なんかいろいろ伏線張りまくりで、そんなに風…

鉄球姫エミリー:八凪玉造

前半の下ネタの応酬が苦痛でなかなか読めなかったんだけど、後半に入ってからはスラスラと読めた。 ストーリーは「城に暗殺者がやってきたので返り討ちにしました」というだけなんだけど、各キャラの背景が丁寧に描かれているので物語性が損なわれていない。…

狼と香辛料 VI:支倉凍砂

ヨイツに向かうか寄り道するか悩むホロとロレンスが、シリーズ完結させるかまだまだ引き伸ばすか悩む工場長に見えるのは、たぶん気のせい。個人的には、名作のまま綺麗に完結させたほうがいいんじゃないか、と思う。まあ、こんなこと読者が考えても仕方ない…

断章のグリムVI 赤ずきん・下:甲田学人

笑美さん怖すぎるw なんか育児に疲れてヒステリー起こした母親みたいな…って、そのまんまか。病みすぎだよ笑美さん。 本編は、いつもどおりグロくて黒くて痛くて残酷でかわいそうな話だった。特に田上妹がかわいそうすぎる。斉藤愛の予想以上に凄まじいキャ…

れじみる。Junk:藤原祐

短編集。 「ナンパ×休日×ショッピング」。塚原くんがかわいそうです、な話。いや、これが出会いのきっかけになったんだから、むしろ勝ち組なのか? まあ、それ以外のところは普通。 「ナース・アタック」。理緒がナースコスプレする話。『レジンキャストミル…

とらドラ6!:竹宮ゆゆこ

なんだか煮え切らんよなぁ…北村がさぁ…すみれ兄貴もさぁ…なんかこうガツンとこないというか…この煮え切らなさが青春ってやつなのかなぁ…。いや、青少年の煮え切らなさを描いた話なんだから煮え切らないのは当然なんだけど、やっぱり煮え切らないというか、煮…

9Smemories:葉山透

短編集。『ないんえす?』よりは真面目な話が詰まってるけど、まあそれでもボーナストラック的な感じ。 「夏の日の空になりたい」。ヤング八代とロリ由宇の話。八代かっこよすぎ。見せ場で格好つけようとして、いいところを由宇に奪われちゃって、いまいち格…

ミステリクロノII:久住四季

ミステリ的に、今回はわかりやすく面白く、けっこう楽しむことができた。まあミステリ経験値の低い俺なので実際にはどうか、ヒントの出し方とテンポの速さが絶妙で、「あ、そういうことか」と思った瞬間に解答が提示される、というか。あんまりごちゃごちゃ…

神無き世界の英雄伝3:鴨志田一

カラー口絵のほうでちょっとしたネタバレがあるんだけど、むしろそれが良い方向に働いてる。中盤の「なにやってんだよもう」って感じの緊迫感あふれるシーン、情けなさすぎるレンが出てくるたびに、もうネリーさんがいつレンをひっぱたくか、そればっかり気…

理由あって冬に出る:似鳥鶏

偉そうで、変人で、そして天才的な探偵役とくれば、もう美少女しかありえない。これはもはや世界の常識、作者が負うべき義務だと言っても過言ではないだろう。それなのに、ああそれなのに、どうして伊神さんは男なんだろうか。世の中まちがえすぎだぜ。とい…

カッティング〜Case of Tomoe〜:翅田大介

シリーズ2巻目。これはすごく良かった。この斜に構えた中二病な雰囲気は俺のツボすぎる。トモエが抱く憎悪、いじめの陰湿さ、過去のトラウマ、そういったネガティブな情景をさんざんに描写して、溜めに溜めてからのデレが最高。終盤以降のSF展開はまあ、いち…

時載りリンネ!2 時のゆりかご:清野静

俺のGが、俺のGが遊佐なんかと恋人のふりを! ひどい!…と憤慨しっぱなしだった。GかわいいよG。 1巻とかわらず雰囲気が素晴らしい。計算よりも表現が先立ってる…というか、あちこち設定が甘いけれど、そういうのが逆に魅力になっている感じ。 まあ、それに…

薔薇色にチェリースカ 2:海原零

うげええええ何か変な奴出てきたああああ。 ようやく大まかな世界設定が明かされたわけだけど。なんか蛇の精霊とか異能者とかそんな感じかと思ってたら、意外に大掛かりなファンタジーって感じで驚いた。優生会の会長さんも予想をはるかに超えて変態かつ超人…

紅 〜醜悪祭(上)〜:片山憲太郎

なんというハルヒ商法。「漫画連載がはじまったこのタイミングで一冊でも出してもらわないと困るんですよぉ」「そうは言ってもまだぜんぜん書けてないし…」「分冊してとりあえず上巻だけでも出しましょうよ、ねっ!」というやりとりがあったのではないかと思…